家族葬専門葬儀社オフィスシオン しきたりアカデミー

葬儀や死の専門情報を通じて、そこに向かいより良い人生を歩めるように、少しでもお役に立てれば幸いです。

1月17日 家族葬の現場から10

「オフィスシオンFMしきたりアカデミー」では、家族葬専門葬儀社オフィスシオンが、しきたりや、葬にまつわる慣習やマナーをご紹介いたします。

今回のシリーズは、「家族葬の現場から」です。

オフィスシオンで働いている女性スタッフが、仕事を通じて日々感じたことをブログに書いています。その中から毎日1話ずつご紹介していきます。

浄土真宗はお位牌が要らない?

お仏壇の中に、お位牌がよく入ってます。しかし浄土真宗はお位牌が要らず、「過去帳」というものに法名(戒名)を日付の所に書き込むという形になっていることが多いです。大事なことは、亡くなった方の法名(名前)ではなく阿弥陀様だということも、宗教とすこし縁のある私にはわかります。しかしまったく、葬儀のことも宗教のことも知らないご家族には宗旨宗派の作法や慣習は難しいことです。

何度か家族の方の悩みの声を聞くことがあります。
「白木のお位牌はあるけれども、浄土真宗は黒塗りのお位牌が要らないと仏壇屋さんに教えてもらったがどうしても欲しい」とお仏壇屋さんにお願いしたところ、「では、お位牌を作りますけど、お寺さんがお参りに来た時は隠してくださいね」と言われたそうです。「隠してまで作るのは忍びない」と言うような家族の気持ちどおりに叶わないことが多々あるようです。

またある方からは、「何十年も前にお父様のお位牌がまつってあったのだが、このたびお母さんの葬儀の時にお寺様から、お位牌は要らないのでお父様のお位牌を処分しておきましょうと持って行かれてしまった」というお話しも聞いたことがあります。

大事な家族が亡くなって、その方を偲んでいます。まだ、阿弥陀さまだけに、感謝できるまでには時間が必要です。だから、お位牌を作りたい人は、大目に見てあげて欲しいと思いますし、気持ちを大事に、優先してあげて欲しいです。

宗教のことを書くのは難しく、本意ではないんですがこのようなことで悩んでおられる方もいることを知ってもらえたらと、思い書かせていただきました。

家族葬専門葬儀社オフィスシオンがお送りいたしました。

火, 1月 17 2012 » 家族葬の現場から

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