家族葬専門葬儀社オフィスシオン しきたりアカデミー

葬儀や死の専門情報を通じて、そこに向かいより良い人生を歩めるように、少しでもお役に立てれば幸いです。

5月11日 失くした人だから、わかる事

「オフィスシオンFMしきたりアカデミー」では、家族葬専門葬儀社オフィスシオンが、しきたりや、葬にまつわる慣習やマナーをご紹介いたします。

今回のシリーズは、「家族葬の現場から」です。

オフィスシオンで働いている女性スタッフが、仕事を通じて日々感じたことをブログに書いています。その中から毎日1話ずつご紹介していきます。

失くした人だから、わかる事
「おばあちゃんが自宅で、ひとりの時に亡くなった」こう電話を頂きました。「夜中に警察が来て、今朝から、検案書を病院に取りに行って警察へ行きますが、この後どうしたらいいですか?」話を聞けば、おばあちゃんとお孫さん(お兄ちゃんと妹)の3人暮らしだということで、妹さん(20才位)と市役所で待ち合わせしました。

このご兄弟のご両親は妹さんが3歳のときに亡くなり、その後兄弟ばらばらに親戚で預かるというような話もあったが、おばあちゃんが兄弟は一緒の方がいいと、親戚中を敵にまわしてでも、兄妹を一緒に施設で預けられたそうです。

おばあちゃんも体が弱く、お兄ちゃんが中学を卒業した時期に、おばあちゃんとお孫さんの3人の生活が始まったそうです。小さい時から、家族の縁に薄かった兄妹です。その分、それ以上に「家族」を大事にしてきた事が、二人の話の中でわかります。おばあちゃんは、もうすぐ90歳、「無理せんと、寝とき」というお孫さんの言葉に甘えることなく、体を動かさないと、弱って迷惑がかかると買い物や洗濯などもこなしていたようです。お孫さん二人には、結婚を前提にするようなお友達もできたようです。おばあちゃんは、二人の幸せのために、老人ホームに入るとも言われていたようです。このようなお話を聞かせて頂き、号泣され見送った二人をみて、一度、家族を失くした人たちだから、強いきずなができているんだなぁと教えられました。

家族葬専門葬儀社オフィスシオンがお送りいたしました。

金, 5月 11 2012 » 家族葬の現場から

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