家族葬専門葬儀社オフィスシオン しきたりアカデミー

葬儀や死の専門情報を通じて、そこに向かいより良い人生を歩めるように、少しでもお役に立てれば幸いです。

6月13日 知人の葬儀

「オフィスシオンFMしきたりアカデミー」では、家族葬専門葬儀社オフィスシオンが、しきたりや、葬にまつわる慣習やマナーをご紹介いたします。

今回のシリーズは、「家族葬の現場から」です。

オフィスシオンで働いている女性スタッフが、仕事を通じて日々感じたことをブログに書いています。その中から毎日1話ずつご紹介していきます。

知人の葬儀

知人が亡くなりました。長年、葬儀社をしてこられた方です。数日前にご家族の方に余命ひと月くらいであるときかされ「寺本さん、司会をお願いします」と言われていました。私は司会の現場を離れてそろそろ3年になろうとしています。だから
あまり自信もなく、練習をしておこうと思っていた矢先の出来事でした。
お亡くなりになったとの連絡を受け、すぐにご自宅に訪問しました。そのお姿はご生前となんら変わらないお姿で、安心したと同時にこみ上げてくるものがありました。一緒に仕事をしていた日の事、まだ2ヶ月ほど前に、病気についていろいろとお話していた時のお顔。。。本当にこの10年近くの想い出が走馬灯のように駆け巡りました。

「なんとかご家族の想いにこたえたい」そう思って会社に帰って、マイクセットを取り出して練習を始めました。なんとか出来るのではないかという目途はついたんです。午後になってナレーションの原稿が出来てきました。社長の作成のナレーションです。これは「完全オリジナル」と言っていいほどのもので、ご遺族から1時間以上もかけていろんな話をききながら、会話をしていく中で、ひとつひとつ言葉を引き出してご遺族の思いを紹介するものです。社長も以前は毎日のようにナレーションを作成していたので、ご遺族からのききだしが終わると、わずか数時間で出来上がっていました。けど、今回は夜中までかかって創り、朝早くから起き出して創りと、相当気合を入れて、時間をかけてつくりました。このナレーションを見た途端に司会が出来なくなりました。私は第3者ではなく当事者なのだと感じてしまいました。だから司会は私どもの別のスタッフにお願いして、してもらう事にしました

知人を送る事、いろんな場面場面で自分なりの感情がこみあげて来て、自分をコントロールするのに大変な一日でしたが、がんばって最後のお手伝いができたことに感謝しています。本当によく頑張った人でした。長年、ありがとうございました。

家族葬専門葬儀社オフィスシオンがお送りいたしました。

水, 6月 13 2012 » 家族葬の現場から

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