家族葬専門葬儀社オフィスシオン しきたりアカデミー

葬儀や死の専門情報を通じて、そこに向かいより良い人生を歩めるように、少しでもお役に立てれば幸いです。

11月9日 自殺をした部屋のお祓い

「オフィスシオンFMしきたりアカデミー」では、家族葬専門葬儀社オフィスシオンが、しきたりや、葬にまつわる慣習やマナーをご紹介いたします。

今回のシリーズは、「家族葬の現場から」です。

オフィスシオンで働いている女性スタッフが、仕事を通じて日々感じたことをブログに書いています。その中から毎日1話ずつご紹介していきます。

自殺をした部屋のお祓い

若くして、自死で亡くなられた方のお葬式をお手伝いしました。賃貸アパートに住んでおられ、パニック症候群という持病を持っておられ、その発作による自死でした。まだまだお若い娘さんです。その後、お母さんとは、悩みなども打ち明けて下さり、いろいろお会いする機会があり、今では友人のようにお話ができています。アパートのかたづけや、満中陰の法事、お香典返しなどもお手伝いしてきました。

アパートを引き払う最終日、大家さんとの立ち会いです。部屋を汚した事は、別途請求があったようですけど、「自殺をされたので、気持ちの問題としてお祓いをして欲しい」という相談の電話が入りました。私は、賃貸契約の決まりごとなどわかりませんが、「どなたか、宗教者に来ていただくには、少しでもお布施のようなものが必要になってきますよ」というと「わかりました」と奥様。何時間か後に奥様から電話を頂き、「こんなこともこちらからしなければいけないの?」と言われました。奥様の気持ちもわかります、娘さんの死をけがれたものと捉えるのですから・・・。大家さんも被害者かもしれませんが、加害者などいないと思います。行き場のない気持ちもよ~く分かります。拒否出来るかもしれませんが、もめて心労が増えるだけかもしれません。娘さんの供養のひとつだと思って頂き、お払いのお手伝いをしてきました。


家族葬専門葬儀社オフィスシオンがお送りいたしました。

金, 11月 9 2012 » 家族葬の現場から

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