家族葬専門葬儀社オフィスシオン しきたりアカデミー

葬儀や死の専門情報を通じて、そこに向かいより良い人生を歩めるように、少しでもお役に立てれば幸いです。

12月13日 家族葬の暗黙のルール

「オフィスシオンFMしきたりアカデミー」では、家族葬専門葬儀社オフィスシオンが、しきたりや、葬にまつわる慣習やマナーをご紹介いたします。

今回のシリーズは、「家族葬の現場から」です。

オフィスシオンで働いている女性スタッフが、仕事を通じて日々感じたことをブログに書いています。その中から毎日1話ずつご紹介していきます。

家族葬の暗黙のルール

誰が言い始めたわけではないんですが、家族葬ばかりをしている私たちが勧めたわけでもなく、自宅家族葬の暗黙のルールができあがっているように思います。3~4年前だと、本当に家族葬と言っているけど
●やっぱりお焼香だけは言った方がいいのでは?・・・
●お参りに行かないのだから、香典だけでも取ってもらわないと・・・
●お香典は辞退にだから、お花だけでもお供えしないと・・・
●どうしよう?ご近所の方に聞いてみよう・・・などなど
理解してもらえなかった事もあって、思いと違うお葬式もされた方も有ったかもわかりません。それは暗黙のルールが無くて戸惑っていたんだと思います。家族葬であっても、たくさんのご近所の方が来てくれた現場にもよく遭遇いたしました。でも、どのご家族もたくさんの方が来てくれた!とよろこんで感謝しておられます。セミナーなんかでは、家族葬のデメリットとして、「あとあと、たくさんの方がお参りに来て、ひとりひとり対応しないと行けないので、困りますよ」と脅しのようなアドバイスされる方がいますが、全然デメリットでもないし、失敗でもないんです。もし、そのようにあとで聞きつけて来てくださる方は本当にお別れしたい方なんです。その時に、ゆっくりひとりひとり思い出を共有できたお話ができたら、どんなにグリーフとして、癒していただいたり、励ましてもらえるか・・・
最近の暗黙のルールは、ご自宅でご葬儀をされた場合、ご自宅の中に入ってご焼香することは、なくなりました。ご家族が参列の者に気を使わせないよう、配慮してくださるようになりました。今、一番オーソドックスなご近所の方のお別れは、出棺をじっと表で待たれ、「見送る」というのが決まってきたようにおもいます。全くしらん顔をするのではなく、暑い中、寒い中、ちゃんとお見送りしてくれます。どなたが来たのか、来ていないのか記帳もいたしません。ご会葬御礼の返礼品も渡しません。義理でも何でもないんです。お見送りには、ちゃんとそばにいているよ、気にかけているんですよ・・・・そんなメッセージのように感じています。

家族葬専門葬儀社オフィスシオンがお送りいたしました。

木, 12月 13 2012 » 家族葬の現場から

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