家族葬専門葬儀社オフィスシオン しきたりアカデミー

葬儀や死の専門情報を通じて、そこに向かいより良い人生を歩めるように、少しでもお役に立てれば幸いです。

6月7日 尊厳死を学ぶ5

「オフィスシオンFMしきたりアカデミー」では、家族葬専門葬儀社オフィスシオンが、しきたりや、葬にまつわる慣習やマナーをご紹介いたします。

今回のシリーズは、「尊厳死を学ぶ」

現代は高齢化社会に伴って様々な問題が身近な話題としてクローズアップされてきています。ガンの告知、脳死、そして尊厳死の問題。これらはどれも新聞に載ったニュースから、

自分の身の回りの避けて通れない問題になりつつあります。

今回のテーマ「尊厳死」は、医学、宗教、倫理、法律などの立場からばかりではなく、

実際に経済及び、心身的問題を抱えている人たちの立場からも、総合的に取り扱わなければならない問題です。今回のしきたりアカデミーでは、今日の「尊厳死」の問題を、

どのように理解していったらよいか、そのアウトラインを見ていきたいと思います。

●安楽死の先進国、アメリカ

イギリスの安楽死運動に刺激されてアメリカに安楽死協会が発足したのが、3年後の1938年です。安楽死は難しい論争点を含む問題ですから、立法化の目的を達成することは大変むずかしいことといえます。しかし1967年、運動は大きな転回点をむかえることになります。

●リビング・ウイル

1967年、協会理事会は安楽死教育財団の設置と安楽死宣言「リビング・ウイル」普及運動の展開を決定しました。「リビング・ウイル」とは、いわゆる自分のための尊厳死申請書で、多くの州で「尊厳死法」が成立しているアメリカでは300万人以上の人がこの「リビング・ウイル」に登録しているといわれています。

●ヨーロッバでの動き

1976年以降デンマーク、スウェーデン、スイス、ベルギー、イタリア、フランス、スペインでも安楽死協会が次々に設立しました。こうした協会が生れる背景には、高齢化社会と、近代医療制度のあり方にその原因があるといえましょう。

●オランダでの状況

オランダで最初に安楽死問題が表面化したのは1973年です。開業医のポストマ博士が、身体がマヒしてほとんど話すこともできず肺炎で苦しんでいた79才の老人に大量のモルヒネを注射して、死亡させ有罪判決を言い渡されました。このとき博士の慈悲行為を支持する住民の声明書に2千人が署名し、その結果博士は有罪ではあったが、執行猶予つきのものでした。この釈放運動の盛り上がりもあってオランダの司法当局はその後、患者自身による意志表示を含む状況の下での安楽死なら、その医師を起訴しないという姿勢を打ち出しています。ニューズ・ウィーク(88年4月7日)によると現在、オランダの病院や一般の開業医の間では、患者の血液に致死物質を注入する積極的安楽死が日常的に行なわれているといいます。

家族葬専門葬儀社オフィスシオンがお送りいたしました。

月, 6月 13 2011 » 尊厳死を学ぶ

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