家族葬専門葬儀社オフィスシオン しきたりアカデミー

葬儀や死の専門情報を通じて、そこに向かいより良い人生を歩めるように、少しでもお役に立てれば幸いです。

6月9日 尊厳死を学ぶ7

「オフィスシオンFMしきたりアカデミー」では、家族葬専門葬儀社オフィスシオンが、しきたりや、葬にまつわる慣習やマナーをご紹介いたします。

今回のシリーズは、「尊厳死を学ぶ」

現代は高齢化社会に伴って様々な問題が身近な話題としてクローズアップされてきています。ガンの告知、脳死、そして尊厳死の問題。これらはどれも新聞に載ったニュースから、

自分の身の回りの避けて通れない問題になりつつあります。

今回のテーマ「尊厳死」は、医学、宗教、倫理、法律などの立場からばかりではなく、

実際に経済及び、心身的問題を抱えている人たちの立場からも、総合的に取り扱わなければならない問題です。今回のしきたりアカデミーでは、今日の「尊厳死」の問題を、

どのように理解していったらよいか、そのアウトラインを見ていきたいと思います。

●自殺の歴史

ヨーロッパでも古代ギリシャ・ロ-マ時代には安楽死は認められ、また初期のキリスト教の教会でも、ローマ帝国に迫害された時代には自殺を認めていました。しかし5世紀以後、自殺は宗教上の罪となりました。13世紀までには、自殺は犯罪ともなり、トマス・アキナスは自殺を犯罪であるとする3つの理由を上げています。

1. 全ての創造の基礎である生命そのものへの愛に反する。

2. 自殺行為は自殺者が属する社会に対する侮辱である。

3. 生と死のときを定めた神に対する罪である。

こうした教会の姿勢に基づいて、各国では独自の法律を作りあげてきました。自殺者は絞首台に吊されたり、町中を引き回されたり、侮辱の印として串刺しにされたりしました。

イギリスでは自殺者は木の杭で心臓を刺し抜かれたうえで埋葬されました。また1013年には自殺者をキリスト教徒として埋葬することを禁じ、彼らの財産の没収を命じました。この土地没収の慣習は1813年まで続いたそうです。したがって欧米においては、自殺や自殺ほう助に対する悪いイメージは、相当根深く残っていると考えられます。

家族葬専門葬儀社オフィスシオンがお送りいたしました。

月, 6月 13 2011 » 尊厳死を学ぶ

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