家族葬専門葬儀社オフィスシオン しきたりアカデミー

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6月15日 フランクリンの形見分け

「オフィスシオンFMしきたりアカデミー」では、家族葬専門葬儀社オフィスシオンが、しきたりや、葬にまつわる慣習やマナーをご紹介いたします。

今回のシリーズは、「有名人の遺言状」

最近の日本では、女性が遺言状を書くケースが増加しています。残された有名人の遺書を見てみると、西洋では遺産についての細かい指示が記載され、一方日本では家訓や伝えたい事柄を残しておく事が多くみられます。これは国民性なのか、それとも残すべき財産が少ないのか。それはさておき、単なる遺産分割を指示してあるだけの遺言書は魅力がありません。しかし、これを残すことにより紛争が避けられるものなら、作っておいた方がよいものでしょう。

フランクリンの形見分け

アメリカの紙幣にもなっている政治家、ベンジャミン・フランクリン(1706~1790)は、遺言書に次の様に書いている。

握りの部分を、黄金で自由帽の形に細工したステッキを、わが友にして人類の友であるジョージ・ワシントンに贈る。もしこのステッキが王位を象徴するとしても、彼はそれに値し、それにふさわしい人物でもある。

ホアン・ポトマーキ、骨で舞台に

アルゼンチンの実業家ホアン・ポトマーキは、1955年に死亡したが、彼の遺言書には、財産の一部を市の劇場に遺贈するとあった。ただしそれには条件が付いていた。

私は以前より俳優を希望していたが、才能がないため望みがかなわなかった。私は後年には市の実業界に重要な地位を占め、舞台に立つことは不可能となった。20万ペソ(500万円相当)を遣贈して基金とし、才能ある若き俳優に毎年奨学金を与えることとする。ただし、私の頭蓋骨を保存し、シェイクスピアの『ハムレット』を上演する際には、ヨリックの頭蓋骨として使用することを条件とする。

シェイクスピアの『ハムレット』には、王子ハムレットが墓場で道化師ヨリックの頭蓋骨を持って感慨にふける場面がある。ポトマーキは、死んでからその骸骨となって舞台に立つことを望んだのだ。

家族葬専門葬儀社オフィスシオンがお送りいたしました。

日, 6月 19 2011 » 有名人の遺言状

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