家族葬専門葬儀社オフィスシオン しきたりアカデミー

葬儀や死の専門情報を通じて、そこに向かいより良い人生を歩めるように、少しでもお役に立てれば幸いです。

6月22日 安藤広重の遺書

「オフィスシオンFMしきたりアカデミー」では、家族葬専門葬儀社オフィスシオンが、しきたりや、葬にまつわる慣習やマナーをご紹介いたします。

今回のシリーズは、「有名人の遺言状」

最近の日本では、女性が遺言状を書くケースが増加しています。残された有名人の遺書を見てみると、西洋では遺産についての細かい指示が記載され、一方日本では家訓や伝えたい事柄を残しておく事が多くみられます。これは国民性なのか、それとも残すべき財産が少ないのか。それはさておき、単なる遺産分割を指示してあるだけの遺言書は魅力がありません。しかし、これを残すことにより紛争が避けられるものなら、作っておいた方がよいものでしょう。

安藤広重の遺書

浮世絵の「東海道五十三次」で有名な安藤広重(1797~1858)は、61歳のときに流行したコレラにかかり、死を覚悟して遺書をしたためた。

居宅を売って久住殿の借金を返済してほしい。

本や道具類を売り払って現在の場所の立ち退きを、人に相談のうえ決めてほしい。何事も金次第であるが、その金がないので、どうとも自由次第の身であるので、どうぞ納まりよい方法を考えて下さい。絵の道具や下絵のたぐいは弟子たちに形見分けとしてやってほしい。撰舎とおりんにはあり合わせの着物を分け、重宣には長い間一緒であったので、脇差し二本のうち一本どちらでもやるつもりである。

家族葬専門葬儀社オフィスシオンがお送りいたしました。

水, 6月 29 2011 » 有名人の遺言状

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