家族葬専門葬儀社オフィスシオン しきたりアカデミー

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6月23日 毛利元就の遺戒は神仏への祈り

「オフィスシオンFMしきたりアカデミー」では、家族葬専門葬儀社オフィスシオンが、しきたりや、葬にまつわる慣習やマナーをご紹介いたします。

今回のシリーズは、「有名人の遺言状」

最近の日本では、女性が遺言状を書くケースが増加しています。残された有名人の遺書を見てみると、西洋では遺産についての細かい指示が記載され、一方日本では家訓や伝えたい事柄を残しておく事が多くみられます。これは国民性なのか、それとも残すべき財産が少ないのか。それはさておき、単なる遺産分割を指示してあるだけの遺言書は魅力がありません。しかし、これを残すことにより紛争が避けられるものなら、作っておいた方がよいものでしょう。

毛利元就の遺戒は神仏への祈り

山陰・山陽10ヵ国を治めた毛利元就(1497~1571)は、還暦を迎えるにあたって、3人の息子に、協力して毛利家を繁栄させることを願って遺戒をしたためた。

私が11歳の時、猿掛城のふもとの屋敷にいた時、井上河内守光兼の所へ旅の僧が訪れ、念仏の講を催された。そのとき大方殿もその座に出席された。私も同様に伝授を願い、11歳の時以来、今日まで毎朝のように念呪の行を続けている。これは、朝日を拝み、念仏を十遍ずつ唱えるのであるが、この行によって、来世のことは申すまでもなく、現世においても霊験あらたかであると聞いている。また、私自身もこの先例にならって、今生の願いをお祈りしている。もし、こうした祈願が元就一身の守りとなればと考え、特別な事と思われるので、御三方においても、毎朝この拝みをおこなうのがよいかと思う。これは朝日か月のいずれを祈っても同じと思う。(毛利元就の遺戒12条)

家族葬専門葬儀社オフィスシオンがお送りいたしました。

水, 6月 29 2011 » 有名人の遺言状

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